富永です。
『依存』と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?
・砂糖依存
・ギャンブル依存
など、あまり良くないイメージが浮かぶことが多いのではないでしょうか?確かに、砂糖やギャンブルに依存するのは良くありません。
健康を害したりお金を無くしたりするからです。
けど、
『なぜ砂糖やギャンブルに依存するか?』
を考えたことがありますか?
実はここに『依存のメリット』が隠れているのです。
なぜ依存するのか?
砂糖やギャンブルに依存する理由は諸説あります。
例えば、砂糖やギャンブルが脳のドーパミンに働きかけ依存を作るなどです。これはメカニズムとして正しいと思います。ただ、少し違った視点から依存を考え見ると違う解決先が見えてきます。
依存を考えるときに
『依存先の少なさ』
を考えることは大切です。
例えば、砂糖に依存したきっかけがストレスを紛らわすためだったとします。このとき、ストレス解消法が『食べること』に依存していたら砂糖依存になる可能性が高いです。
その一方で、食べる以外にも
『運動』『写真』『ゴルフ』
など、複数のストレス解消法があれば砂糖依存になりにくいでしょう。女性に食べ過ぎが多いのは食べる以外に逃げ道を作れないからです。
男性であれば、、、
『同僚との飲み会』『仕事帰りのジム』
など、ストレスを向ける矛先(依存先)が複数あるので食だけに走る必要がありません。
そう、依存の一つの原因として
『依存先が少ない』
というのが挙げられるのです。
あなたはどうでしょうか?ストレスや不安があったとき食べる以外に紛らわす依存先はありますか?
もしないのであればこの機会に依存先を考えてみてください。習い事など新しいコミュニティに属するのも良いですし、新しい趣味を見つけるのも良いです。
また何か勉強し始めるのも良いでしょう。とにかく、食べる以外に依存先を見つけることが
食への依存を減らすことにつながります。